今再びのCONTAX! Vol.31 Hologon T*16mm F8(G)
皆様こんにちは!
「今再びのCONTAX」です。
今回は見る者を虜にする『珠玉』のレンズ
HologonT*(G)16mm F8(G)をご紹介します。
ホロゴンレンズは1968年の「ホロゴン・ウルトラワイド」というカメラに
搭載されていたのがその始まりで、当時のCarl Zeissの高級一眼レフ
「Contarex」カメラのボディからペンタプリズムとミラーボックスを
取り除き、ファインダーとレンズを組み込んだ超広角専用カメラでした。
オリジナルのレンズは「15mmF8」で、ライカ用にも若干ではありますが
交換レンズとして生産されたことがあります。
今回ご紹介するレンズは、CONTAX Gシリーズ用として1994年に登場!
焦点距離は「16mm」、レンズ構成も3群3枚から3群5枚へと変更されました。
注意点が1つ、このように裏玉がかなり出ているので
マウントアダプターを介して、デジタルカメラへ装着することはできません!
ということなので、【今再びのCONTAX】初のフィルムで撮影しました。
使用したボディはCONTAX G1。
F8 ISO100 PROVIA 100F(RDPIII)
現像が上がってきた時にその昔、初めてフィルムを現像した時のような
興奮が湧き上がりました。
F8 ISO100 RDPIII
この写真は0.5~0.7mくらいで撮影しました。
撮影最短距離は0.3mなのでこれより寄ることができます!
被写体に寄って背景をいれられるのも広角の醍醐味ですね!
F8 ISO100 RDPIII
気を付けないといけないのは、指の映り込み。
普段はBiogonT*28mmF2.8を使用しているのですが、
同じように構えて撮ると入り込んでしまうことも。
F8 ISO100 RDPIII
16mmでありながらここまで歪曲収差が補正されたレンズは他に類を見ません!
お分かりになられると思いますが、周辺光量落ちが生じます。
専用のグラデーションフィルターを装着することによって、光量落ちを防ぐことが出来ます。
F16相当になりますが、風景写真を撮る際には持っていたいアイテムです。
F8 ISO100 RDPIII
レンズ名はギリシャ語の『ホロス』が由来で、『全て』という意味です。
レンズの画角は106°。人間の片目の視野が90°~100°と言われているので、ほぼ同じですね。
自分が見ている世界の全てを写してくれます。
F8 ISO400 kodak Portra400
イメージしていたのは正面のビルの全景が入るようにと思って
撮影したのですが、なんと自分の後ろ側にあるビルも写っていました。
イメージとは違いましたが、迫力のある写真になりました!
F8 ISO100 RDPIII
他のレンズでは味わえない、
このレンズでしか見られない世界があると感じました。
青色に輝くレンズはカメラ用のレンズではなくまるで宝石のよう。
見ているだけで吸い込まれるような、
Hologonは一度使ったら欲しくなってしまう魔性のレンズでした!
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今回ご紹介したCONTAXのレンズは中古でしか手に入らないレンズですが
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